ただ絵を描く、物を作るのではなく、五感を使って創作することで右脳を刺激し、情緒の安定、意欲の向上などの効果が得られます。

絵を描くことが苦手な子どもでも自然に自己表現できるオリジナルのアートプログラムを使用しています。

自由で楽しいアートプログラム

たとえば見た目ではなく、香りや味の色から描いてみる。

リンゴを描く前に、まずはじっくり触る。香りをかぐ。切って食べる。リンゴの生い立ちを想像する。
形や色などの「視覚」だけで描き始めるのではなく「五感」を総動員して描いていきます。

たとえば自分の顔ではなく、心を描いてみる。

「自画像」というと自分の顔をそっくりに描くと思われがちですが、臨床美術では「心の自画像」を体験します。
喜怒哀楽を存分に体で感じ、感情をこめて線を描いていきます。

たとえば新聞紙を粘土みたく使ってつくってみる。

「量感画」と同様に五感をフルに使ってじっくりとかぼちゃを感じることが大切です。
触ってみて感じる重さや表面の盛り上がりを、丸めた新聞紙を粘土のように自在に使って表現します。